ドメイヌ・ジョスメイヤー
FLUER DE LOTUS
フルール ド ロテュース「蓮」
ぶどう品種
ピノ・オークセロワ60%、ゲヴュルツトラミネール30%、リースリング10%(年により違っています)
単一ぶどう品種が特徴的なアルザス地方のワインの中で、ともすれば多品種をブレンドしたワインは軽視されがちですが、ジョスメイヤーが造るこのワインは違います。決して売れ残りのブドウ品種をブレンドするのではなく、高品質のブドウを用いて、完成された味わいを求めてこのワインは造られます。
醸造
収穫は全て手作業で行い。圧搾は5-8時間かけて引く圧力でゆっくりと行います。発酵は温度コントロール可能なステンレスタンクで同社野生酵母を使って(何も酵母菌は添加せず自然に任せ)ゆっくりと行い約4週間かけて行います。同社では全てのワインに対して乳酸発酵は行いません。品種毎に醸造は行い、最後にブレンドします。
テースティング・ノート
アジアをイメージしたこのワインの名前は「蓮の花」を意味し、いろいろな料理に合わせられるとても守備範囲の広いワインです。ゲヴュルツトラミネール種の華やかな香りが、香辛料のきいた中華料理やエスニック料理にもよく合います。ピノークセロワはワインにボディーを、ゲヴュルツトラミネールはスパイスとふくよかさを、リースイングは酸と長い余韻をワインに与えます。味わいはクリーンで鋭く切れの良い酸味によく熟した果物のような甘味が溶け込み、余韻に少し感じる苦味が心地よいです。